海外でも人気上昇中!世界で親しまれる剣道

剣道を知る

海外における剣道人気

剣道という競技は今や日本のみならず世界中で取り組まれていますが、全世界における剣道人口の実に70%は日本が占めています。つまり残りの30%が海外と言うことになるわけですが、海外での剣道人気は年々盛り上がりを見せています。

剣道は生涯楽しめる競技と言われていますが、80歳という年齢でも元気よく素振りをしている剣道の先生の姿を見て魅力的に感じ、日本と同じように海外でも『生涯剣道』を目指す人は多いようです。

かつては日本ほど簡単に剣道具を揃えることが出来ない国もありましたが、近年ではインターネットを介した通信販売が発達してきたことも世界的な剣道人気の一助になっているのかも知れません。

■世界中で親しまれる剣道

日本以外で剣道が盛んな地域はどこだと思われますか?
韓国は日本に次いで剣道人口が多く中国などアジア圏でも近年はどんどん増加してきていますが、地域として最も盛んなのは実はヨーロッパです。

一つの例として、オランダには剣道場が15程あるそうです。オランダの国土は九州と同じくらいの面積ですから、かなり多い剣道場の数になります。
オランダで剣道を楽しむある男性は「剣道を他の人たちとするのが楽しい。剣道を一緒にする貴重な仲間であり、自分にとっては非常に大きい」と語っています。この男性は身体を動かすきっかけとして剣道を始めたそうですが、今では大勢の剣道仲間と日々精進しているそうです。

練習が終わった後も剣道談議に花を咲かせる事が楽しいようで、いつかは剣道の本場である日本に来日したいと皆で話しているそうです。フランス、ドイツ、イタリアなど古くから剣道が盛んな国がヨーロッパには数多く存在します。

■剣道の国際大会

空手や柔道などは世界選手権が開催されていますが、剣道にも『世界剣道選手権大会』という大会が存在します。

主催するのは国際剣道連盟(Fédération Internationale de Kendo 略称:FIK)という機関で、1970年に設立され、大会も同年から始まりました。
現在では56の国が参加して行われており、最近は諸外国も力をつけてきているため、日本以外にも強豪国が数多く出てきています。

試合が終わった後の選手同士のコミュニケーションも国際大会の醍醐味です。他の国の選手からしてみれば剣道の本場である日本の選手は日々どんな稽古をしているのかは気になるポイントです。また日本の選手からしてみても、日々真剣に取り組んでいる海外の選手との交流は大いに刺激となることでしょう。

■まとめ

他の有名な格闘技よりも日本文化の色が強かったり、オリンピックの競技種目ではないことなどもあり、海外でも剣道が親しまれているということは多くの人にとっては意外な事実ではないでしょうか。

近年は訪日観光客の増加や、インターネット等を介した情報発信が進んだことで日本の文化が以前よりも更に広く知られるようになったことで、日本の良いところ、美点もまた海外の方に評価されるようになりました。

「礼に始まり礼に終わる」剣道の日本的な所作に好感を覚え剣道を始めたという海外の方も少なくありません。日本の大会に参加するため訪日する海外の選手も年々増えてきていますし、そんな方々と剣道を介し、お互いに切磋琢磨できる良い関係を築いていきたいものです。