社会人になって剣道を再開したときに感じること

剣道を知る

また剣道をやってみたい!

学校卒業や就職を機にそれまで続けていた剣道をやめてしまった方は少なくないと思います。そこからしばらくして生活にも時間的余裕が生まれ、また剣道をやってみたい…そう思ったことはないでしょうか。

しばらくブランクが空いてしまうとどうしても実戦感覚は鈍りますよね。練習をしていても動きについていけない時もあります。

どんなスポーツもそうですが、空いたブランクが長ければ長いほど、勘を取り戻すのは容易ではありません。今までと動きは同じだけど何か違うと感じる事もあると思います。

今まで培ってきた物があれば徐々に体が動きを思い出してきますが、最初はあまり張り切りすぎない方が良いでしょう。勘がしっかり戻るまでは基本に返って素振りなどを中心に行った方が良いと思います。

■社会人として剣道を続けていくには

社会人になってから剣道を再開したい、そう考える人にとって一番のネックは「仕事をしながら両立できるか」という所だと思います。

一般的な会社員の場合、平日は勤務時間後の練習ということになります。残業なども出てくると思うのでなかなか時間を割くのは難しいかも知れませんが、毎週この日は剣道の日!と決めておいて、それを意識したワークスタイルを確立することが求められます。あるいは土、日曜日などの休日を稽古に当てるという方法もあります。

■剣道と両立しやすい職業

また、世の中には剣道の実業団を擁する企業も存在します。そういった会社へ入社し、実業団としてチームに所属すれば剣道と仕事の両立が理解されやすいと思われます。

更に言えば、警察官や刑務官は(課にもよりますが)剣道・柔道の訓練を日常的に行っています。もし社会人になっても剣道を本格的に続けていきたいという場合はこれらの職業を考えてみても良いのではないでしょうか。

剣道の実業団としてはパナソニック、三井住友海上火災、富士ゼロックス、東レ、西日本シティ銀行、NTTなど各地に強豪チームが存在します。警察関係では警視庁や大阪府警、神奈川県警などが強豪ですが、九州地区など地方にも強いチームがあります。

また、警察官の場合は同じ警官を相手に剣道や柔道、けん銃などの指導をする『術科特別訓練員(特練員)』という制度が存在します。各都道府県を代表して全日本選手権大会などの試合に出てくるのは特練員が中心です。決して楽な道ではなさそうですが、一生を剣道に捧げたい!という熱意を持った方は一考の余地ありです。

■まとめ

一般の会社員の方にしてみたら、仕事と剣道の両立は一見難しいように思えます。しかし、意欲次第では会社帰りや休日の時間の一部を剣道の稽古に当てることも不可能ではありません。仕事でクタクタになった日に敢えて剣道をする必要はありませんし、無理なく楽しむ範囲であれば特に問題なく続けていくことはできるでしょう。

自身の心持ちにあったやり方で、長く楽しく剣道を続けていくのが一番良いと思います。