八段合格者の手記【下】令和元年5月1日〜2日審査合格者|審査当日の心境と審査に備えての稽古

インタビュー

令和元年5月1日〜2日に京都市・ハンナリーズアリーナで行なわれた剣道八段審査。見事合格を手にした剣士に、審査当日の立合について、そして積み重ねてきた稽古について、手記をお願いした。(年齢は審査当日|本記事【下】は1日の合格者の1部および2日の合格者です)

 

植田慎吾(うえだ しんご)

熊本・52歳

プロフィール
【生年】1966年11月
【出生地】熊本県熊本市
【始めた時期】7歳
【始めた場所】熊本市立城山小学校剣道部
【経歴】熊本西高校→日本体育大学→熊本県公立学校教員
【現職】熊本県立熊本北高校教諭
【薫陶を受けた師】多くて書ききれません
【大会での戦歴】
全日本選手権大会出場
全日本都道府県対抗大会出場
国民体育大会出場
「丸目蔵人」顕彰七段選手権大会出場
全国教職員大会団体優勝2回・2位1回・3位2回、個人2位1回

居合を学び、自分の剣風が変わっていった

■審査当日を振り返っての感想

実は審査数日前に左足を激しく痛めてしまい、審査を欠席することも真剣に考えました。当日の朝になっても痛みがあり、見事に打たれる自分の姿しか思い浮かびませんでした。

しかしながら審査開始時刻が近づくにつれて不思議と「打たれてもいい。今できることを精一杯やれば良いではないか」と思いきわめるに至りました。これまで幾度も審査を受けて参りましたが、そのような素直な気持ちで一次、二次と受審することは恥ずかしながら初めてでした。

そして、これまで「打ちたい、打たれたくない」という我欲満々でお相手と立ち合い、不合格になっていた、その理由が「心の持ち様」だったことが合格後に判然としました。

振り返ってみますと、今回の審査の中でも「打ってやろう」という気が湧いて出した技がありました。そうした技はおよそ機を捉えていなかったように思われます。このことを今後の糧に精進を重ねていく所存です。私の場合は、まさに「怪我の功名」でした。

■合格につながった、効果的だった稽古法

私は平成21年4月に水俣高校へ転勤しました。剣道部の3年生に日野将という生徒がおりまして、その御尊父が芦北郡剣道連盟会長で剣道、居合ともに修練されている日野昇先生でした。

いつかは居合を学びたいと常々思っていた私は、日野先生から夢想神伝流の永田義治先生をご紹介いただき、さっそく入門することにしました。ちょうど自分の剣道に行き詰まりを覚え、「打つ」から「斬る」稽古への脱却を図りたいと考えている頃でした。

吉井貞夫先生や石塚謙一先生からも手ほどきを受けて取り組んでみますと、やはり居合には剣の理法が詰まっており、「もう少し早く学ぶべきだった」と大変後悔しました。そして、そのあたりから、自分の剣風も変わっていったように思います。

その後、玉名高校へ転勤しましたが、伯耆流の正木真一先生から、剣道部の生徒に居合をご指導いただけるようになりました。生徒たちはみるみるうちに上達します。ある年の熊本県高校総体剣道競技の女子団体戦で、玉名高校の弱小チームがベスト8になりました。居合から学ぶべき剣の理法があると私は確信しています。

 

 

大内康典(おおうち やすのり)

大分・50歳

プロフィール
【生年】1968年10月
【出生地】大分県日田市
【始めた時期】小学1年生
【始めた場所】緑水会
【経歴】大分県立日田高校→大阪体育大学→中学校臨時講師
【現職】昭和学園高校保健体育教員
【薫陶を受けた師】(故)杉江憲先生、青木彦人先生、後藤清光先生、作道正夫先生、本川一平先生、小宇佐尚志先生、中倉幸雄先生、神﨑浩先生
【大会での戦歴】
全日本都道府県対抗優勝大会出場2回
西日本各県対抗大会出場2回
全国教職員大会出場5回/3位1回、ベスト8=1回

「前に」「我慢する」「鋭く打つ」の三つを意識した

■八段審査当日を振り返っての感想

令和元年初日、京都八段審査におきまして合格することができました。これも単に、これまで関わっていただきました先生方、先輩、同級生、後輩、昭和学園高校剣道部の生徒及び卒業生、保護者、三芳少年剣士会の子どもたち、京都山科少年剣友会の子どもたち、その他、たくさんの方々のおかげです。感謝申し上げます。

今回の審査におきましては、大きく三つのことを意識しました。

まずは、「前に」ということです。相手に対して圧をかけるための発声に加えて、「前に」攻めるということを意識しました。

次に、「我慢する」ということです。前述の「前に」ということは、必ず相手も同様に考えています。だからこそ、先に攻めながら相手が攻め返しても臆することなく心も体も「我慢する」。相手が退けば前に打って出るし、さらに相手が前に出ようとすれば、その入るところを打つ。そのために「我慢する」ことを意識しました。

最後に、「鋭く打つ」ということを意識しました。会場で目立つくらいの「鋭い打ち」。つまり、ここでは技の冴えを出すために①物打ちの部分②発声③踏込みの3点を鋭くすることで、「鋭い打ち」を意識しました。

その他細かいところでは、審査員の見える位置取りであったり、日頃昭和学園高校の道場で生徒と稽古をしているイメージであったり、前日の京都山科少年剣友会での稽古のイメージ(長崎南山の白石政雄先生の関係で山下豊士先生・忠典先生の道場で子どもたちと稽古したときに気が充実し、自分の中でいけるイメージができたこと)、特に、一次審査の前と二次審査の前には、剣友会の稽古を繰り返しイメージしました。

また、ゲンを担ぐことになりますが、長崎南山の白石政雄先生の息子さんが長崎くんちに出演した際の記念手拭い(その日がたまたま私の誕生日)を縁起物として使用し、審査に臨みました。

以上のことから、落ち着いて審査に臨むことができ、集中していたことを考えると、意識したことが概ね達成できたと思います。

■合格につながった稽古法

まず、生徒を指導するにあたって、生徒を頑張らせるだけでなく、一緒に頑張れるように八段審査合格という自分自身の目標を立て、生徒と共に一緒に頑張ってきました。

次に、ここ数年、クラス担任の仕事や学校の仕事で自分の時間が作れない状況だったので、普段の生徒との稽古で、生徒には試合のように、自分自身には審査のようにという意識をもって基本から稽古に取り組むようにしました。具体的には、生徒と同様のことですが、素振りでは、剣先を走らせるイメージで取り組み、基本では鋭く打つことを意識しました。この鋭くというのは、①物打ちの部分②発声③踏込みの3点を鋭くすることで、「鋭い打ち」を意識しました。

最後は、会場で審査を拝見すること、合格した先生方の映像を拝見することでした。これは以前、石田利也先輩からお聞きしたことを自分なりにアレンジして取り組みました。

ここ数年、膝の半月板を損傷し、正座ができなかったり、歩くのさえ困難な状況があり、また、今年に入ってから両肘を痛めて竹刀を持てない状況になったときに、リハビリのつもりで水泳を始めたり、調子が良ければ走ったり、年相応に無理をせずに取り組み、量より質を大切にしたことや、気分を変えるために温泉や映画に行ったことは意外と効果的であったと思います。

 

 

仁藤雅夫(にとう まさお)

山形・71歳

プロフィール
【生年】1948年4月
【出生地】山形県寒河江市
【始めた時期】高校1年生
【始めた場所】山形県立寒河江高校
【経歴】山形県立寒河江高校→山形県警察
【現職】無職/全国高齢剣友会理事、山形県高齢剣友会理事長
【薫陶を受けた師】(故)寺崎芳雄先生、(故)後藤慰雄先生、(故)安藤捴吉先生、(故)岸田清先生、(故)青山憲好先生
【大会での戦歴】
全日本選手権大会出場2回
全日本東西対抗大会出場
全日本都道府県対抗優勝大会出場
国民体育大会出場7回
全国警察大会出場
全国警察選手権大会出場
全国健康福祉大会出場
全日本高齢者武道大会(65歳以上)2位

できる限り試合に出場し、勝敗にこだわらず、立合を意識して試合をした

初めての八段審査から20年あまり、長い道のりでした。

70歳を過ぎてから八段合格をいただき、身の引き締まる思いでございます。ご指導くださった先生方、共に稽古をしてくださった剣友の皆さんに、改めて御礼、感謝を申し上げます。

■八段審査当日を振り返って

健康管理の甘さからか審査会の数日前から風邪をひき、体調が万全でないまま審査会に臨みました。それゆえ余計なことは考えられない状況の中で、稽古を積み重ねてきた自分を信じ、不安になる気持ちを捨て、また意気込むことなく集中力を高めました。一次審査、二次審査とも立合の内容を正確に記憶しておりませんが、私自身がめざす気合の中の攻めの剣道ができたように思います。

■日頃の稽古方法

稽古は主に週4回、月・金曜日は正義館道場(鈴木喜代寿館長)で子どもたちや一般の皆さんと、水曜日は県武道館で市剣道連盟の先生方と、土曜日には高齢剣友会の仲間の皆さんと汗を流しております。また県剣道連盟主催等の稽古会にも必ず参加しております。

私自身特別な稽古方法を取り入れたものはありません。強いて言えば体力作り、基本稽古を大切にしてきました。

自分では若い頃と同じようにまだまだ体力があると自負していましたが、60歳を過ぎたころから足首、膝、肩を痛め稽古をするのも辛い時期がありました。しかし稽古は休まず、また日常生活でも山歩きや家庭菜園をして体を動かし続け、年齢とともに衰える筋力を維持できるように心がけました。稽古の際も準備運動を入念に行ない怪我をしないよう注意しました。

■基本稽古のなかで特に重視したこと

◆打ち込み稽古の強化
◆攻めに入るまでの気合を充実……自分の気持ちを奮い立たせるための発声をする
◆攻めは上下左右から中心を……どのような相手にも打突の機会をつくるため
◆攻め急がず崩す……相手の反応を瞬時に見て対応する

■立合を意識した試合

また、審査に臨むことは大変緊張するものです。試合も同様です。そこでできる限り公式大会に出場し、勝敗にこだわらず、立合を意識して試合をしました。高齢になるほど、仲間内での稽古になりがちです。試合に臨む姿勢は、八段受審にもつながる有効な手段と考えます。

■最後に

合格の喜びから日を追うごとに、八段の重みをひしひしと感じております。
発表直後、某先生に、
「おめでとう。これで終わりではないぞ、始まりだぞ」
と温かい激励をいただきました。新たなスタートラインに立ちました。今後は真の八段に値する生涯剣道を全うすべく、精進して参りたいと思います。ありがとうございました。

 

武井幸二(たけい こうじ)

東京・51歳

プロフィール
【生年】1967年5月
【出生地】茨城県猿島郡総和町(現在古河市)
【始めた時期】小学3年生
【始めた場所】総和剣道クラブ
【経歴】巣鴨商業高校→国士舘大学→(財)山形県スポーツ振興基金スポーツ技術指導員→山形県高等学校保健体育教諭→山形県教育庁スポーツ保健課指導主事→国士舘大学体育学部武道学科教員
【現職】国士舘大学体育学部武道学科准教授
【薫陶を受けた師】(故)大野操一郎先生、脇本三千雄先生、矢野博志先生、太田昌孝先生、氏家道男先生、小川春喜先生
【大会での戦歴】
全日本学生優勝大会優勝
全日本選手権大会出場6回、ベスト8=1回
全国教職員大会高大委の部個人優勝2回
世界選手権大会個人2位

「冷静に、かつ大胆に」常日頃の稽古の延長線上の立合を心がけた

令和元年5月の八段審査において合格させていただくことができました。審査当日の過ごし方と心の持ち方、および審査に向けて実践してきた稽古法について要点を述べさせていただきたいと思います。

■自然体で臨む

気力の充実、左手の握り・左足のひかがみ、中心を攻め、捨て身の打ち切りを体現することのみ考えた。「冷静に、かつ大胆に」常日頃の稽古の延長線上の立合を意識した。

①一次審査において
立合時間までの過ごし方については、気負うことなく落ち着いて過ごすことができた。午前中の立合であるため、日頃の稽古時間と異なるが、硬くならず、自然体で臨むことができた。

②二次審査において
二次審査時間までは、極力剣道のことを考えず時間を待った。二次審査開始時間もおおよそ見当がついたので、徐々に心・体を審査モードへと変えていった。一人時間を大切に、気持ちを高め、平常心を心掛け、攻めて崩し捨てて打つ一本に集中した。

基本稽古の重要性

自らの稽古は基本稽古を重視し、以下のような取り組みを行なってきた。

①素振り
剣道指導に携わる時間があり、剣道場での時間が多い。授業時の指導やクラブ指導の隙間時間を作り、姿見を利用して、素振りを行なった。大きく振る素振り、相手を想定しての打ち込みなど、数種類の方法を試してみた。

②打ち込み稽古
通常時の稽古では、学生との地稽古が中心となるが、切り返しや打ち込み稽古の時間を取り、地稽古に移るよう心がけた。学生との稽古においても、初一本の重要性を常に意識し、面技を中心に取り組んだ。

③出稽古
できる範囲となったが、週一回世田谷キャンパスでの朝稽古にて一般の方々との稽古を行なった。基本稽古から地稽古まで約1時間。それぞれの環境で志を立て、稽古に取り組まれている方々との時間は、学生指導とは違う時間を持つことができた。

④見取り稽古
国士舘大学での稽古において、先生方の稽古を間近で拝見させていただく機会がある。剣道修行に対しての心構え、構え、気力、技すべてにおいて勉強させていただいている。また、審査後には総括をいただき、次々の課題設定、進むべき方向性の再確認の助言をご指導いただいた。

⑤トレーニングの継続と体の管理
基礎体力の維持・向上、出足強化の目的で週数回のトレーニングはできる限り行なった。下半身の衰えが出足に直結するので、特に下半身強化を心掛けた。また、今までは故障があったときに行なっていた治療を定期的に行ない、怪我に強い体づくりを心がけた。

 

 

馬場健治(ばば けんじ)

岡山・55歳

プロフィール
【生年】1963年9月
【出生地】岡山県岡山市
【始めた時期】小学1年生
【始めた場所】岡山蓮昌寺道場
【経歴】関西高校→法政大学→岡山県警察
【現職】警察官/岡山県警察本部教養課剣道師範
【薫陶を受けた師】(故)山根昇先生、三宅一志先生、山根大二朗先生、岡山県警察剣道名誉師範の先生方
【大会での戦歴】
全日本選手権大会出場1回
全国警察大会出場12回/2位1回、3位3回(第2部)
国民体育大会出場6回

二次審査は「一次審査より良い剣道を」ではなく、同じ気持ちで臨んだ

どのような点を意識したか

(1)構え・姿勢
七段として、八段位の先生方のような品位・風格を持った構え・姿勢はとうていできるものではなく、少しでも八段位の先生方に近づけるよう、いろいろな角度から構え・姿勢を分析して審査に臨みました。

(2)打ち切った技を心がける
ある先生から「打突部位を打ち切った後に打ち切りが足りない」とご指導を受けました。それ以降、普段の稽古において、仕掛け技、応じ技においてしっかりと打ち切ることを心がけ、今回の審査においても、面、小手、胴をしっかりと打ち切ることを意識しました。

(3)二次審査前の心構え
以前二次審査で不合格になったときには、一次審査のときよりもより良い剣道をしようと気持ちを切り替えて臨んだ結果、不合格でした。

今回は、一次審査で合格をいただき、これまで稽古を積んできたことは間違いでなかったと確信し、気持ちを切り替えるのではなく、一次審査のときと同じ気持ちで、構え、姿勢、技の打ち切りを意識して二次審査に臨みました。

■効果的であった稽古法

八段審査に向けて、とくに変わった稽古はしていませんでした。

普段の稽古の中で、納得のいくまで基本の打ち込みを行ない、その後、地稽古を行ないました。地稽古の中で審査を意識しすぎると、どうしても技が単調になってしまうので、心の片隅に八段審査を意識しながら、相手と合気になるような地稽古に努めました。

 

 

杉山 彰(すぎやま あきら)

広島・50歳

プロフィール
【生年】1969年4月
【出生地】広島県東広島市
【始めた時期】小学2年生
【始めた場所】東広島剣道クラブ
【経歴】崇徳高校→流通経済大学→広島県警察
【現職】広島県警察竹原警察署地域課長
【薫陶を受けた師】(故)楢崎正彦先生、熊本正先生、桜木哲史先生
【大会での戦歴】
全日本選手権大会出場2回
国民体育大会出場8回/ベスト4=1回
全国警察大会出場12回/優勝2回
全日本東西対抗大会出場

「柔らかく」「ゆっくり」「打ち切る」の三つを意識した

八段審査当日に私が意識したことは、
「柔らかく」
「ゆっくり」
「打ち切る」
という三つの行動です。

まず一つ目の「柔らかく」とは、審査において最も大敵である力みについての対策です。力みは、打つべき機会でもないのに打ってしまう「焦り」や、打つべき機会であるのに打てない、動けない「居付き」を生んでしまう。それらを防ぐために、審査開始直後の発声時に、両手の内と右膝をあえて柔らかく、余裕が生まれるように意識しました。

次に二つ目の「ゆっくり」とは、一つ目の「柔らかく」の状態を保つための対策です。自分から攻める場合、わざとゆっくり攻めることによって重厚性に繋がり、打突に緩急をつけやすくなる。また相手が攻めてきたときに、その場に止まらずゆっくり攻め返すことにより、相手を上手く引き出すことができる。審査中「打つぞ」という気持ちではなく、「さあ来い」という言葉を心の中でつぶやきながら臨みました。

最後に三つ目の「打ち切る」とは、覚悟の表われであり、悔いを残さないための対策です。しかしこの三つ目「打ち切る」に関しては、一つ目の「柔らかく」と二つ目の「ゆっくり」が自分なりにできていたため、意識しなくても自然とできていたように思えます。

以上のように審査当日、意識したことが実践できたことは、日頃の稽古の取り組みにあったと思います。

私は今年3月、異動により職場が変わり、稽古があまりできない環境となりました。地元で一般の稽古会はまったくやっておらず、互格稽古ができるのは2週間に一回程度、60km以上離れた稽古会に参加するくらいでした。しかし、同じ職場の上司や同僚が、私の審査に向け、基本打ちだけでもと稽古に付き合ってくれ、職場の道場で打ち込み稽古を十分に行なうことができ、「打ち切る」ための下準備ができたのではないかと思います。

また、このような「剣友」の気持ちがとても嬉しく、少しの時間でも無駄にしないよう、「何をするにも意識する」ことを考え、稽古に臨んだことが、審査合格に繋がったのではないかと思います。一人では絶対に合格できませんでした。周りの方の応援や協力があったからこそ合格できたと思います。これからも報恩謝徳の精神を忘れず、日々精進していく所存です。