2018年7月

優勝・島原(長崎)試合リポート

準決勝~準々決勝詳報・各チーム大将が力の限り戦った|平成30年度玉竜旗高校剣道大会 男子

大将の意地、責任感がぶつかり合った終盤戦 準々決勝以上の7試合は決勝も含め1試合も一方的な展開とはならず、最後はすべて大将同士の勝負で決まった。 途中までは一方的でも誰かの頑張りでそうではなくなるという勝ち抜き戦の醍醐味…

試合リポート

島原が九州学院を下し6年ぶり2度目の栄冠|平成30年度玉竜旗高校剣道大会 男子

3年連続決勝で敗れた相手にリベンジを果たす 玉竜旗大会男子では6年ぶりに九州学院の高い牙城を崩すチームが現われた。 男子最終日は5回戦以上、ベスト64からの熾烈な戦いが繰り広げられた。 決勝に勝ち残ったのは5連覇を狙う常…

4回育英×前橋育英・先鎌浦×大前原〇前原ツキ試合リポート

九州学院、育英、福大大濠、水戸葵陵……強豪が順当に勝ち進む|平成30年度玉竜旗高校剣道大会 男子

九州学院を脅かすチームは? 7月28日、玉竜旗高校剣道大会は男子2日目を迎え、2回戦の残りと3、4回戦が行われた。 大きな波乱もなく九州勢、遠来組とも強豪校が順当に勝ち進み、ベスト64が出揃った。29日には5回戦から決勝…

試合リポート

中学生の部、東松舘道場がライバルを下し2年ぶり6回目の優勝|第53回全国道場少年剣道大会

昭島中央剣友会はあと一歩で両部門制覇。昨年優勝の九好会と福岡如水館が3位 決勝は2年ぶりの王座返り咲きを目指す東松舘道場と、前日小学生の部を制し、中学生の部初優勝を目指す昭島中央剣友会の対戦。 東京都でしのぎを削るライバ…

全国道場少年大会小学生の部試合リポート

小学生の部、昭島中央剣友会(東京)が2年ぶり王座へ|第53回全国道場少年剣道大会

福岡如水館が準優勝、昨年優勝の洗心道場と福岡一信館が3位入賞 全国の少年剣士が日本一を目指して日本武道館に集う、全国道場少年大会が開催された。 1日目は小学生の部が行なわれ、平成27年、28年と連覇を果たしている昭島中央…

第1回大会の撓競技風景名勝負物語

第1回のインターハイ撓(しない)競技部門を制した島の子ら・小豆島高校(1954年 インターハイ)

インターハイの剣道は「剣道」と「撓競技」の2部門で開催 第1回全国高校剣道大会は昭和29年に開催された。 第二次世界大戦が昭和20年に終わり、多くのスポーツ競技の全国高校大会は昭和21~23年頃に創設、あるいは戦前の中学…

高校剣道界の地図を塗り替えた関東勢の旗手・水戸葵陵高校名勝負物語

高校剣道界の地図を塗り替えた関東勢の旗手・水戸葵陵高校(2006年 インターハイ)

個人戦3位2名、地力のあるチームが予選リーグからの激闘を制する 茨城県・水戸葵陵高校が剣道界で知られるようになったのは平成7年、平岡右照がインターハイ個人戦優勝を果たしてからのこと(当時は水戸短大附属水戸高校)である。 …