念願の全国大会初出場。「負けて悔しいけど、楽しかった」
昨年、一昨年は女子が県の大会で優勝を果たしたものの、全国選抜とインターハイ予選は決勝で敗退。男子も昨年はすべて県の決勝まで駒を進めていた。
そして今大会でついに男子が念願の舞台を踏むことができた。
日体大卒の栗原監督は長く非常勤講師を務めてきて、専任になって7年目だという。
部員数は男子が1、2年生で23名。うち2年生が17名。女子は2年生だけで6名、計29名とかなり多い数の部員がいる。
3年生まで入れると40名です(平成29年度)。昨年度はちょうど50人ぴったりでした。群馬県にしてみると本当に部員数が多い学校です。:栗原監督
学校は高崎市にあるが、県内だけでなく埼玉県など県外から通う生徒もいる。
合宿所も寮もないので通える子だけです。埼玉から電車で来て駅からスクールバスで通っています。それもあるので決まった時間に練習を終わりにしないと帰れなくなってしまいます。:栗原監督
1回戦は東海大星翔(熊本)との対戦。
先鋒、次鋒が連敗した後、中堅の下山が勝利をあげ追い上げが期待されたが、副将戦を落として初戦敗退となった。
しかし栗原監督からは、
「楽しかったです」
という明るい言葉が帰ってきた。
やっと出られた大会だったので……負けて悔しいけれど、またここでやりたいなという気持ちが強いですね。ドキドキする大会だったなと思う。今度はインターハイに出られれば……。:栗原監督
夏は男女揃って大舞台に姿を見せてくれることを期待したい。