強靭な精神力で栄冠に輝く・寺本将司(2009年 世界剣道選手権大会)
4強のうち3名は韓国選手 前回、2006年に台湾で行なわれた世界剣道選手権大会の団体戦準決勝でアメリカに敗れ、ついに王座から陥落した日本チーム。 ブラジルで行なわれたこの第14回世界選手権大会での課題は、そのリベンジを果…
4強のうち3名は韓国選手 前回、2006年に台湾で行なわれた世界剣道選手権大会の団体戦準決勝でアメリカに敗れ、ついに王座から陥落した日本チーム。 ブラジルで行なわれたこの第14回世界選手権大会での課題は、そのリベンジを果…
迫りくるライバルを蹴散らして日本勢を支えた松本の快進撃 18年ぶりの日本開催となり、日本武道館で行なわれた第16回世界剣道選手権大会。 男子団体決勝は前回までと同様に日本対韓国の死闘が繰り広げられたが、女子が男子以上に紙…
4連覇を続けていたPL学園(大阪)を破っての勝利 平成3年に念願のインターハイ女子団体初優勝を果たした阿蘇高校(熊本)。前年まで4連覇を続けていたPL学園(大阪)を破っての勝利だった。 この瞬間から、 高校女子剣道は阿蘇…
全日本学生剣道優勝大会で最多優勝回数を誇る国士舘大学 武の名門として多くの名剣士を輩出してきているが、歴代屈指の最強布陣と言われたのが平成24年のチームだった。 全日本学生選手権覇者がチームに2人(安藤翔、藤岡弘径)、同…
20世紀最後の全日本選手権 栄花直輝が全日本選手権で優勝を果たすのは9回目の出場のときで、これは西川清紀と並ぶ遅い記録だった。 平成4年に25歳で初出場、7年に初のベスト8、9年に初の3位と順調に戦績を上げて行った。 ま…
大会で10年ぶりに生まれた20代の優勝者 昭和59年から全日本選手権には「六段以上」の出場資格制限が設けられた。 あまりに勝負に走った「当てっこ剣道」が横行しているからという高段者の意見に沿ったものだったが、それによって…
3連覇は、当時大きな話題になり、今も輝きを失っていない 第二次世界大戦中、戦後の剣道禁止時期、玉竜旗大会(当時は大会の名称が異なる)には中断があったが、中断前の最後の大会となった昭和17年、戦後復活第1回の昭和30年とも…
昭和61年の玉竜旗大会(男子)は、PL学園(大阪)が2年生大将鍋山隆弘の活躍で2度目の優勝。翌年も鍋山を軸に連覇を狙った。 決勝で相対したのは、前年のインターハイ男子決勝でPL学園を下し、女子団体をも制してアベック優勝を…
昭和47年にインターハイ男子団体で初優勝し、計7回優勝を果たしている大阪のPL学園 とくに昭和50年代は八代東(熊本)と並ぶ高校剣道の二強というべき存在だった。 そのPL学園をもってしても九州勢の牙城は高く、最初に玉竜旗…
抜き勝負で行なわれる玉竜旗の醍醐味は、どんなに劣勢でも大将1人で抜き返せる可能性があること これまで男子の決勝で大将が4人を抜いて逆転優勝したという記録が4度ある。 平成25年、37年ぶり4度目の4人抜きを果たしたのが福…