【連載⑧】最後のインターハイ。悲願の日本一は確かに手の届くところにあった|飯田良平監督のラストシーズンを追う
8月9〜12日、インターハイ 今年のインターハイの舞台は三重県伊勢市の三重県営サンアリーナである。開会式が行なわれる8月9日に会場入りすると、受付の前で飯田良平監督に出くわした。 関係者や他校の監督らと陽気に言葉を交わす…
8月9〜12日、インターハイ 今年のインターハイの舞台は三重県伊勢市の三重県営サンアリーナである。開会式が行なわれる8月9日に会場入りすると、受付の前で飯田良平監督に出くわした。 関係者や他校の監督らと陽気に言葉を交わす…
宇波和彦(うなみ かずひこ) ■「攻め勝つ」「先をとる」「打ち切る」を心がけた 幾度も二次審査に跳ね返されるにつれ、これまでは審査が近づくと緊張や不安による「こうしなくては」「こうしてはいけない」などの余計な精神的不安材…
6月2日 兵庫県高等学校剣道大会 6月2日土曜日、第66回兵庫県高等学校剣道大会(インターハイ、近畿高校大会予選)男子団体戦が行なわれるウインク武道館(兵庫県立武道館)には、多くの観客が詰め掛けていた。 数年前まで全日本…
中田勝己(なかだ かつみ) ■八段審査当日を振り返っての感想 このたび、八段審査に合格させていただくことができました。今までご指導いただいたすべての先生方、一緒に稽古をしてくれた剣友、支えてくれた家族、多くの方のおかげと…
3月29~31日 魁星旗大会 「空港での待ち時間に喫茶スペースでミーティング、というより雑談をしたのですが、『お前たちこのままでは尻すぼみだぞ。去年の戦績は(大将を務めた当時3年生の)横藤(竜平)さんがいたからで、お前た…
3月27~28日、全国高等学校選抜大会 3月18日に行なわれた近畿選抜大会を制して今年の大会に臨んだ育英。1回戦は沖縄の興南との対戦となった。 この試合には先鋒大津遼馬、次鋒阿部壮己、中堅福岡錬、副将榊原彬人、大将松澤尚…
3月18日、近畿高等学校選抜大会 赤穂市民総合体育館で行なわれる第11回近畿高等学校剣道選抜大会。 育英はこの大会で2回優勝しているが、2回目の優勝は7年前である。前述のようにレギュラーに入れない新3年生を出場させたりし…
相手の心を乱す手段として突きを使う 突きに行くと気分を害される先生もたくさんいらっしゃいます。 しかし中心を攻めて取り返して来るところを裏から突くと、相手も怒らないんです。「まいった」っていう先生が多いですね。 今は上の…
突き技を身につけたい剣士必見! 平成27年に全日本選抜剣道八段大会で優勝を果たした古川和男範士。 その大会でも、2年後の同じ大会でも突き技を一本にしていた。 試合では決まり技になることが少なく、苦手とする剣士も多い突き技…
高校時代の父は超えたかもしれないが、少年の頃からの目標は…… 「インターハイ決勝の時は、たぶん初めて吉本先生に祈りました。優勝して、妻と一緒に運転して帰る途中も『本当に優勝したのかな、夢じゃないだろうな』なんて言っていま…