島原、九州学院、育英などが順当に決勝トーナメントへ、佐野日大、水戸葵陵は敗退|インターハイ男子団体予選リーグ

Jリーグ、鹿児島商業×佐野日大【副将】富山×原田|富山がメンを決める(写真)
試合リポート

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8月11日、インターハイ男子団体予選リーグが行なわれた。全リーグが終了し、玉竜旗大会優勝の島原(長崎)、水戸葵陵との優勝候補対決を制した九州学院など16校がトーナメント進出を決めた。

決勝トーナメント進出校は以下の通り。

三重(三重)
東福岡(福岡)
甲府商業(山梨)
秋田商業(秋田)
島原(長崎)
敦賀(福井)
龍谷富山(富山)
星城(愛知)
新田(愛媛)
鹿児島商業(鹿児島)
明豊(大分)
育英(兵庫)
高千穂(宮崎)
磐田東(静岡)
奈良大附属(奈良)
九州学院(熊本)

ベスト16のうち九州勢が6校を占め、東日本では山梨、静岡、秋田などの代表が残ったが関東勢は揃って敗れる不振。前日の個人戦とは対照的な結果となった。

Pリーグ
最も注目を集めたPリーグ、一昨年まで4連覇の常勝九州学院(熊本)と、優勝候補の一つであり玉竜旗3位の水戸葵陵(茨城)が同居した。九州学院は高山西(岐阜)に2―0で勝利、水戸葵陵は高山西に4―0で快勝し、迎えた両者の決戦。先鋒戦で九州学院の福田がメンを決め一本勝ち、次鋒戦は引き分け、中堅戦では九州学院の池内ドウを奪ったあとさらにメンを決めて大きくリードを奪った。

副将戦、最低でも勝利が必要な水戸葵陵の棗田が攻めるも、小川も最後まで譲らず延長を戦って引き分け、大将戦を待たず九州学院が勝利を決めた。

Pリーグ、九州学院×水戸葵陵【副将】小川×棗田|最後まで攻めた棗田だったが小川は一本を許さず勝利を決めた

Jリーグ
波乱が起きたのはJリーグ。第1試合で鹿児島商業(鹿児島)は福岡(岩手)に2―0から追いつかれ大将戦でも先行されながら、牧枝が逆転勝利を収める。関東大会優勝で本大会も上位進出が期待される佐野日大(栃木)は第2試合で4―1で福岡を下すも、迎えた第3試合は鹿児島商業が先鋒上の二本勝ちで優位に立つ。佐野日大は次鋒西野が一本勝ちを収めるが、中堅戦は鹿児島商業の山下がメンを決め一本勝ち、さらに副将の富山も原田(光)からメンを奪うと(トップ写真)、その後の原田の猛反撃をしのぎ、佐野日大は大黒柱の大平まで回せずに涙を飲んだ。

Aリーグ
第1試合、地元の三重(三重)は中堅石田、副将宇根崎、大将熊澤の後ろ3人の勝利で高知(高知)を下す。続く第2試合、三重は前橋(群馬)に対し、先鋒中島が延長でメンを奪い一本勝ち。その後はポイントを重ねられなかったがそのまま1―0で勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。第3試合は前橋が3―1で快勝。

Bリーグ
第1試合は金沢桜丘(石川)が3―1で龍谷大平安(京都)に勝利。第2試合は東福岡(福岡)が先鋒和田、次鋒菊地の勝利でリード、金沢桜丘は個人戦でベスト8に進んだ中堅供田が勝って追いすがるが、東福岡は大将和田がコテを先制した時点で勝利を決めた。第3試合は東福岡が和田、菊池、中堅樋口と二本勝ちを重ね、結局5―0で龍谷大平安に完勝し、勝ち抜けを決めた。

Cリーグ
第1試合、甲府商業が副将依田の二本勝ちで2(3)―2(2)と本数差でリード。さらに大将坂本もメンを奪ってリードを広げる。しかし小禄(沖縄)の我那覇がここからドウ二本を奪い、逆転で勝利を決めた。第2試合は札幌日大(北海道)が先鋒福居、中堅福井の勝利で2―1と小禄からリードを奪う。大将戦では小山が延長でメンを決め、札幌日大が3―1で勝利を収める。
第3試合では甲府商業が先鋒塩澤、次鋒前嶋と連勝、中堅戦の引き分けをはさみ副将依田が一本勝ちでこの試合の勝利を決める。同時にこの時点で3チームとも1勝1敗で、小禄が4勝(六本)、札幌日大が3勝(五本)、甲府商業が5勝(八本)となり、甲府商業がもつれたリーグを抜け出した。大将坂本も勝ってこの試合は4―0とした。

Dリーグ
第1試合は1勝1敗で迎えた大将戦で、秋田商業(秋田)の佐藤が1分かからずに二本を奪い、草津東(滋賀)を下す。第2試合は秋田商業が先鋒柿下、次鋒小野の連勝で山口鴻城(山口)から2―0とリードを奪うと、中堅戦を山口鴻城の琴崎が反則による一本で制したものの、副将戦、大将戦は引き分けとなり、秋田商業が2連勝で決勝トーナメント進出。第3試合は草津東が山口鴻城を下した。

Eリーグ
第1試合は立教新座(埼玉)が4―1で琴平(香川)に快勝、すると優勝候補の一角島原(長崎)も、琴平を4―1で下す。第3試合、島原が先鋒松﨑の勝利で先行するも立教新座は次鋒北野が延長の末に勝ってすかさず追いつく。しかし島原は中堅の若杉が二本勝ちを収めると、副将内藤も延長でメンを決め、決勝トーナメント進出を決めた。島原は大将黒川が勝利が決まった後とはいえ、2敗に終わっている。

Eリーグ、島原×立教新座【中堅】若杉×岩本|若杉がメンを先取(写真)。さらにコテを決めて若杉が二本勝ち

Fリーグ
第1試合、敦賀(福井)は次鋒中村(翔)の一本勝ちで先行するが、聖光学院(福島)が副将木戸の二本勝ちで逆に一本のリードを奪い返す。しかし敦賀の大将中村(大)は延長でメンを決め、敦賀が制した。第2試合は敦賀が苦戦。和歌山工業(和歌山)が先鋒西岡、次鋒井西の勝利で早くも王手をかける。しかし敦賀はここから中堅小嶋の一本勝ち、副将谷口が延長で一本を奪い勝利すると、さらに大将の内田(大)はメンを奪って一本勝ち、あざやかな逆転勝ちで敦賀が勝ち抜けを決めた。第3試合は和歌山工業が聖光学院を下した。

Gリーグ
第1試合、龍谷(佐賀)が先鋒片渕の二本勝ちで勝利、次鋒戦は龍谷富山の金﨑が一本勝ちするも、龍谷の中堅日野が二本勝ち。龍谷が王手をかけた。龍谷富山は副将大野が延長で一本を決めて勝利を収めなんとか望みをつなぐ。大将澤田は延長となり残り時間が刻一刻と少なくなる。引き分けなら負けという状況だったが澤田は起死回生のコテを決めた。時間切れ寸前の5分59秒の一本だった。
すると第2試合、龍谷富山は仙台育英に対し、第1試合と同じように次鋒金﨑、副将大野、大将澤田が勝利を収め3―0で快勝、強豪2校を抑えて殊勲の決勝トーナメント進出を決めた。第3試合は龍谷が制した。

Hリーグ
第1試合は星城(愛知)が、中堅大橋、副将岩坂、大将大串の勝利で広島皆実(広島)を3―0で下す。第2試合、神奈川の弥栄は先鋒小林が一本勝ち、星城の次鋒小倉が二本勝ちすると弥栄の中堅井上が二本勝ち、副将戦は星城の岩坂が一本勝ちと、追いつ追われつの好勝負となる。同点で迎えた大将戦は星城の大串がコテを決めて一本勝ち、星城が勝ち抜けを決めた。第3試合も競った展開となり、広島皆実が逆転で勝利を収めた。

Iリーグ
第1試合、地元の四日市工業(三重)が先鋒田中、次鋒加藤と連勝したが、八頭(鳥取)は中堅加藤、副将小倉(和)がともに2分ほどで二本勝ち、その勢いで大将小倉(大)も一本勝ちを収めた八頭が制した。第2試合は新田(愛媛)の次鋒池見、八頭の中堅加藤が勝ち、副将、大将とも引き分けて、チームも1―1の引き分けとなった。第3試合、新田は先鋒矢野、次鋒池見、中堅片岡、副将和泉と一本ずつを奪って勝利を重ね、この時点で勝ち抜けを決める。大将片山の二本勝ちで5―0と完勝。

Kリーグ
第1試合は明豊(大分)が次鋒坂井、中堅釘宮、副将武蔵の3連勝で酒田光陵(山形)に快勝した。第2試合は酒田光陵が先鋒宇田の一本勝ちでリードするが、東海大浦安(千葉)は副将藤間の二本勝ちで逆に一本のリード。大将戦も樋浦がドウを先取、皆川にメンを返されて引き分けとなるが、一本差で東海大浦安が勝利を収めた。第3試合、東海大浦安は次鋒西原の勝利でリード、しかし明豊は副将武蔵が勝って追いつく。引き分けなら明豊の勝利という状況で迎えた大将戦、延長も残り少なくなったところで樋浦が一本を奪いに行ったところに中尾が出ゴテを決め、明豊が勝利を収めた。

Kリーグ、明豊×東海大浦安【大将】中尾×樋浦|中尾が出ゴテを決め(写真)、明豊が勝利

Lリーグ
第1試合は長野日大(長野)の先鋒小口が相手の反則による一本で勝つも、大社(島根)は次鋒澁谷、中堅鶴原の連勝で逆転、副将戦の引き分けをはさみ大将戦も加藤が制して3―0で勝利を収めた。第2試合には育英(兵庫)が登場、長野日大に対し5人全員が勝利を収めて完勝した。第3試合は育英が次鋒阿部の勝利で先行するも大社は中堅鶴原がすかさず一本勝ちで追いつく。同点で迎えた大将戦で松澤が時間内にコテを決めた育英が、接戦を制して決勝トーナメントに進出した。

Mリーグ
第1試合、次鋒吉村の二本勝ちでリードした昨年の優勝校高千穂(宮崎)だったが、玉島(岡山)が中堅横井の二本勝ち、副将坂本が東に先行されながらの逆転勝ちで試合をひっくり返す。しかし大将戦では高千穂の谷口が延長でメンを奪い、引き分けに持ち込んだ。すると高千穂は続く第2試合で、先鋒木山、中堅新森、副将東の勝利で、玉竜旗で敗れている新潟明訓に勝利を決め、大将戦も制して4―0と完勝、決勝トーナメント進出を決める。第3試合はは新潟明訓が玉島を下した。

Mリーグ、高千穂×新潟明訓【副将】東×富樫|東がメンを二本決めて(写真は二本目)、トーナメント進出を決めた

Nリーグ
第1試合は磐田東(静岡)が先鋒千葉の一本勝ちで先行、東海大仰星(大阪)の副将中尾が一本勝ちで追いついたが、大将戦は磐田東の野瀬が二本勝ちを収めた。第2試合、磐田東は次鋒井尻、中堅森本が勝利、明大中野(東京)は副将阿比留がメンを決めて反撃するが、磐田東の大将野瀬がメンの一本勝ちで3―1と突き放す。磐田東が勝ち抜けを決めた。第3試合は東海大仰星が3―1で制した。

 

Oリーグ
第1試合は奈良大附属(奈良)が鳴門渦潮(徳島)に5―0で完勝を収める。第2試合、八戸工大一(青森)と対した奈良大附属は先鋒上田が中村と引き分け、次鋒舘井は田中に延長で敗れるも、中堅林、副将山本と連勝で逆転。大将根本はメンを奪ったあと山本にコテを返されるも、ツキを奪って3―1と突き放し、勝ち抜けを決めた。第3試合は鳴門渦潮が3―0で快勝した。

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