2018年5月13日(日)
東京都・日本武道館
2年生にして一気に頂点へ!
決勝は星子啓太(筑波大2年・九州学院高校出身)と丸山大輔(中央大3年・高輪高校出身)の対戦となり、星子がドウを決めて優勝を果たした。
九州学院高校時代にインターハイ団体、個人両部門を制した星子は、昨年この大会初出場で3位。今年は2年生にして一気に頂点に昇りつめた。
決勝は序盤から丸山が星子の出ばなにメン、あるいはコテなどを放ち、立ち上がりは丸山が主導権を握ったかに思われた。
しかし、まだ前半のうちに丸山がメンに行くと、「身体が反応しました」という星子が鮮やかにドウに返し一本を先取。
これで試合が動くと、丸山も反撃を試みるが序盤のように星子を脅かすことができぬまま、刻一刻と時間は過ぎ、ついに終了の笛が鳴った。

準決勝、星子(筑波大)が本間(中央大)の出ばなにコテを決める
星子の準決勝は、九州学院高校の1年先輩である本間渉(中央大3年)との対戦。中央大はベスト4に2人が名を連ねた。
延長に入った試合は、星子が本間の出ばなに得意のコテを鋭く決め、決着をつけた。

準決勝、丸山(中央大)が安井(早稲田大)に諸手ヅキを決める
丸山は準決勝で安井奎祐(早稲田大4年・水戸葵陵高校出身)と対戦した。
ここまで快調に小気味のいい剣道で勝ち進んできた安井が立ち上がりから攻めると、序盤から試合が動いた。
丸山が意表をついて諸手突きを放つとこれが一本となる。二本目となってほどなくして、一本を取り返しにいった安井が大きくひきドウ。
これは一本とはならず、そこに丸山がメンに跳び込み、二本目を奪った。
2位・丸山大輔(中央大3年・高輪高校出身)
3位・本間渉(中央大3年・九州学院高校出身)
3位・安井奎祐(早稲田大4年・水戸葵陵高校出身)
ベスト8
岩切勇樹(国際武道大4年・高千穂高校出身)
中根悠也(流通経済大4年・水戸葵陵高校出身)
中西港(国士舘大3年・清風高校出身)
染矢椋太郎(中央大3年・高千穂高校出身)