2018年4月29日
大阪府・エディオンアリーナ大阪
3回戦
■北海道 4(5)─4(3)和歌山
北海道にとって大きなヤマとなった一戦。
和歌山は先鋒戦で渡邊(箕島高)が二本勝ちを収めると、次鋒戦は北海道の山田(明治大)が勝利したが、五将・吉田(トールエクスプレスジャパン)、中堅・藤岡(和歌山北高校教員)と和歌山が一本勝ちで勝利し王手をかける。
しかし三将戦は藤岡と国士舘大学同期の安藤(北海道警)が地力を見せ二本勝ち、北海道はこれに副将・野口(刑務官)が一本勝ちで続きまったくの同点にして栄花につないだ。
宮戸(和歌山県警)と対した栄花(北海道警)がここでも勝負強さを見せ、コテを奪って勝利を収めた。
■宮崎 3(7)─3(5)高知
高知が先鋒・木下(高知高)の勝利で先行したが、宮崎は次鋒・染矢(中央大)、五将・松本(宮崎刑務所)がともに二本勝ち。
この四本で一気に優位に立つと、三将・松﨑(宮崎県警)が3勝目。
副将、大将は高知の中原(陸上自衛隊)、田村(高知学芸中高教員)が勝って3勝3敗とするが、宮崎が本数で上回った。
■広島 6(9)─0(2)香川
先鋒戦は引き分けたが、広島は次鋒・福居(国士舘大)が二本勝ちを収めると、一気に流れをつかんだ。
五将・矢野(広島拘置所)、中堅・嶌村(呉港高校教員)と連勝、三将・山本(広島県警)の一本勝ちで勝利を決め、さらにその後も差を広げて圧勝した。
■鹿児島 3(5)─1(3)愛知
先鋒戦を一本ずつ取り合って引き分けたあと、鹿児島は次鋒・星子(筑波大学)、五将・榎園(鹿児島刑務所)、中堅・川畑(鹿児島城西高校教員)と3連勝を収め、試合の大勢を決した。
三将戦を引き分けたところで勝敗が決まった。
■熊本 3(4)─2(3)兵庫
次鋒戦で兵庫の山崎(鹿屋体大)が勝ち、熊本は五将・村冨(国士舘大非常勤講師)が勝って追いつく。
中堅戦引き分けのあと熊本はエース西村(熊本県警)が二本勝ち、副将・甲斐(全日本武道具センター)もそれに続き、2回戦と同じような勝ちパターンで兵庫を退けた。
■愛媛 4(9)─1(6)島根
先鋒戦引き分けのあと、愛媛は次鋒・杉野(松山大学)、五将・山崎(伊予銀行)が勝利。
島根は中堅・竹田(教員)が二本勝ちで反撃に転じるが、愛媛はすぐに三将・桑原(愛媛県警)が二本勝ちで流れを引き戻すと、副将白石(松山刑務所)も一本一本からメンに跳び込んで決め、島根を退けた。
■徳島 3(5)─2(4)滋賀
徳島が先鋒・片岡(徳島文理高)、次鋒・松本(明治大)と連勝して先行するが、滋賀が五将・三雲(東レ滋賀)、三将・南部(滋賀県警)の勝利で追いつくという接戦となった。
副将戦を引き分け大将勝負となると、玉田(徳島文理高教員)がコテを決めて徳島に勝利をもたらした。
■茨城 5(10)─0(0)岡山
茨城は先鋒岩部(水戸葵陵高)、五将¥山下(和)(非常勤講師)の二本勝ちでリードすると、鈴木(土浦湖北高校教員)もメン二本を奪い王手をかける。さらに三将・海老原(茨城県警)も二本勝ちで続き、大将・山下(克)(教員)も二本勝ち。茨城は1回戦に続く5─0の勝利で勢いを見せつけた。
2回戦
■和歌山 3(4)─1(1)東京
昨年優勝の東京は初戦で和歌山に苦戦。和歌山の先鋒・渡邊が一本勝ちを収めると、次鋒・戦は東京の寺本(日体大)がコテの一本勝ちでいったんは追いつく。
しかし中堅戦で和歌山の藤岡がひきメンで天野(明大中野高校教員)を下し、再び和歌山がリード。そのまま2─1で迎えた大将戦では宮戸が岡本(警視庁)から二本を奪って完勝し、東京は1回戦で姿を消した。
■北海道 2(6)─1(3)大分
北海道は次鋒・山田が貴重な二本勝ちを収めリードを奪う。大分は中堅・姫野(南大分中教員)の一本勝ちで一本差に迫った。三将戦、副将戦と引き分けが続き、そのまま大将戦へ。
ここで栄花は相手の出ばなにコテ。さらに手元が上がったところにコテを決め、リードを広げて勝利をもたらした。
■宮崎 4(7)─2(4)鳥取
前半試合の主導権を握ったのは鳥取。
先鋒・小倉(八頭高)が二本勝ち、次鋒戦で追いつかれると中堅徳村(岩美高教員)の勝利で再びリード。
しかし宮崎は松﨑(宮崎県警)が真田(鳥取県警)に一本勝ちを収めると副将・山下(宮崎刑務所)の二本勝ちで逆転、さらに大将戦も谷川(宮崎県警)が制した。
■香川 2(4)─1(3)山梨
山梨が先鋒・依田(甲府商業高)の二本勝ちでリード。
香川は五将・葛西(非常勤講師)が一本勝ち。副将戦で一本ずつ取り合うも他は引き分けて、山梨の一本リードで大将戦へ。
ここで旭(香川県警)は見事なメンを決めると、さらにもう一本奪って香川に逆転勝利をもたらした。
■兵庫 2(5)─1(3)福島
兵庫は次鋒・山崎(鹿屋体大)、五将・百々(加古川刑務所)と連勝。福島も粘りを見せ、副将・松尾(会社役員)が勝利。
大将・鈴木(東京海上日動火災)もあと一本というところまで迫ったがそのまま引き分けとなり、兵庫が福島を下した。
■熊本 4(8)─2(4)群馬
中堅戦を終えて2(4)─2(3)と熊本はわずかに一本のリード。
しかし西村がメン二本を矢継ぎ早に決めて勝利を収めると、甲斐もコテの一本勝ちで続き、熊本が群馬を突き放した。
■愛媛 2(2)─1(1)福岡
福岡が次鋒・百田(日体大)の勝利で先行すると、愛媛はすぐに五将・山崎(伊予銀行)が追いつく。
中堅からの3試合は引き分けが続き、同点で大将戦を迎えた。福岡の三将・國友(福岡県警)も引き分けに抑えられた。
大将戦では愛媛の山﨑(徳島刑務所)がコテを決めて蓮尾(福岡県警)を下し、愛媛が接戦の末強豪福岡を下した。
■茨城 1(4)─0(2)大阪
接戦となったが、茨城は副将の矢口(東京拘置所)が値千金の二本勝ちを収め、その1勝で強豪大阪を下した。
■滋賀 2(2)─1(2)岩手
滋賀は次鋒八木(国士舘大)、五将三雲がともに一本勝ちを収めリード。岩手は中堅菅野(盛岡第四高校教員)が二本勝ちで反撃するも、三将以降の3試合は引き分けとなり、滋賀が勝利を収めた。
■高知 3(6)─2(5)石川
■広島 6(10)─0(1)奈良
■鹿児島 4(5)─0(1)栃木
■愛知 3(4)─1(1)福井
■島根 3(5)─2(5)山形
■徳島 6(11)―0(1)長野
■岡山 3(5)─2(3)沖縄
1回戦
■宮崎 2(3)─2(3)神奈川(代表戦)
先鋒・長友(都城東高)、三将・松﨑の勝利で2─0とした宮崎だが、神奈川は副将¥廣瀬(会社員)、大将石原(教員)が連勝して土壇場で追いつき、代表戦に持ち込んだ。
しかし大将同士で行なわれる代表戦では宮崎の谷川が早々にメンを決めて石原を下し、神奈川を退けた。
■香川 4(7)─2(3)秋田
秋田が先鋒・及川(秋田南高)、次鋒・米谷(中央大)の勝利でリードするが、香川は五将・葛西が二本勝ちを収めると、中堅戦の引き分けをはさみ、三将・竹村(香川県警)、副将・岡西(高松刑務所)と連勝し逆転。大将旭も二本勝ちで4─2とした。
■広島 2(3)─2(3)長崎(代表戦)
先鋒・黒川(島原高)、次鋒・牧島(鹿屋体大)の勝利でリードを奪った長崎だが、広島は五将・矢野(広島拘置所)、副将・福岡(広島拘置所)の勝利で追いつき、試合は代表戦にもつれた。
代表戦は長くなったが広島の大将・奥森(広島拘置所)がメンに跳び込んで制した。
■鹿児島 3(4)─1(1)京都
先鋒戦から3試合を引き分けた後、中堅戦で鹿児島の川畑が勝利。京都はすぐに合屋(京都府警)が一本勝ちで追いつくが、副将戦は鹿児島の菖蒲(会社員)が相手の反則による一本と合わせて二本勝ち。さらに大将戦も鹿児島の白坂(鹿児島県警)が制した。
■愛媛 2(7)─2(6)千葉
ともにポイントを奪い合う接戦となった。愛媛の先鋒・片山(新田高)が勝てば、千葉は次鋒・本間(中央大)が勝って追いつく。中堅戦は千葉の佐藤が一本一本から相手の反則による一本で勝利。五将戦、三将戦は一本ずつ奪っての引き分け。副将戦では愛媛の白石(松山刑務所)がメン二本を決め、この二本目が勝敗を決した。大将戦も一本ずつ奪っての引き分けだった。
■滋賀 2(4)─2(3)佐賀
佐賀は先鋒・小川(敬徳高)の勝利で先行、2引き分けのあと滋賀は中堅・對馬(八幡工業高教員)が一本勝ちで追いつく。すかさず佐賀は三将・原口(佐賀県警)がメンに跳び込んで再び先行するが、滋賀の増田(東レ)がメンとドウを決め二本勝ちで逆にリードを奪った。大将戦は一本ずつ奪っての引き分けとなり、滋賀が接戦をしぶとく制した。
■大分 4(8)─0(1)静岡
■高知 4(6)─1(3)青森
■福井 3(6)─1(2)宮城
■福島 1(3)─0(1)山口
■群馬 3(5)─0(1)岐阜
■島根 2(6)─1(4)富山
■長野 2(4)─2(3)埼玉
■岡山 3(5)─2(3)新潟
■茨城 5(9)─0(2)三重