インタビュー

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【大学剣道がつなぐ剣士の未来②】高校時代の感覚のまま稽古をしていれば、すぐに力は落ちる|筑波大学 鍋山隆弘(下)

連綿と受け継がれる基本重視の稽古 ■筑波大学で行なわれている稽古の内容を教えてください。 素振り、切り返し、基本打ち、掛かり稽古、地稽古といった、剣道の基本的な動作を確実に身につけるための稽古が中心です。 稽古のなかでは…

筑波大学 鍋山隆弘インタビュー

【大学剣道がつなぐ剣士の未来①】学問をおろそかにしていては剣道も結果が出ない|筑波大学 鍋山隆弘(上)

大学でさらに成長していくためには ■まず筑波大学剣道部の特色や良さから教えてください。 一番大きな特色としては、前身である東京教育大からの伝統が脈々と受け継がれていることがあげられると思います。 〝正しい剣道〟を指導する…

加藤竜成インタビュー

【連載③】将来につながるのは〝捨てきった技〟|三重の生んだ全日本選手権者・木和田大起が観た地元インターハイ

男女全試合を通して、木和田さんがもっとも印象に残った試合をあげていただけますか? 男子個人戦の2回戦、水戸葵陵高校の岩部光選手(3年)と、九州学院の小川選手との一戦はとても印象的でした。 岩部選手が一本を先取しながらも、…

木和田顔写真インタビュー

【連載①】団体戦は副将の強さが勝利の鍵|三重の生んだ全日本選手権者・木和田大起が観た地元インターハイ

今大会は、団体戦、個人戦の両部門でケタ違いの強さを見せた妹尾舞香選手(中村学園女子3年)の活躍がとくに印象的でした。彼女の強みはどんなところにあると、木和田さんの目には見えましたか? 妹尾選手は高校生のレベルをはるかに超…

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【連載⑧】最後のインターハイ。悲願の日本一は確かに手の届くところにあった|飯田良平監督のラストシーズンを追う

8月9〜12日、インターハイ 今年のインターハイの舞台は三重県伊勢市の三重県営サンアリーナである。開会式が行なわれる8月9日に会場入りすると、受付の前で飯田良平監督に出くわした。 関係者や他校の監督らと陽気に言葉を交わす…

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【連載⑦】玉竜旗大会3位。インターハイへの手応えを感じさせたチームの総合力|飯田良平監督のラストシーズンを追う

7月28~29日、玉竜旗高校剣道大会(下) 先鋒に大津遼馬、次鋒に阿部壮己を配した玉竜旗大会6回戦、福翔(福岡)との試合では、それまで出番のなかった中堅榊原彬人と副将福岡錬も試合場に立つことになった。 大津が一本を決めき…

インタビュー

【連載⑥】真夏の九州決戦に臨む。与えられたチャンスに躍動した2人|飯田良平監督のラストシーズンを追う

7月28〜29日、玉竜旗高校剣道大会(上) 7月28日、福岡マリンメッセで久々に飯田良平監督と育英の選手たちに会った。前回、6月2日の兵庫県高校総体(インターハイ予選)から2か月近くが過ぎている。 約2週間前、7月15日…

合格への想いを綴るインタビュー

【連載②】当日の審査と合格へ想いを綴る|剣道八段合格者の経歴と手記【平成30年5月審査】

宇波和彦(うなみ かずひこ) ■「攻め勝つ」「先をとる」「打ち切る」を心がけた 幾度も二次審査に跳ね返されるにつれ、これまでは審査が近づくと緊張や不安による「こうしなくては」「こうしてはいけない」などの余計な精神的不安材…