相馬(日体大2年)がインターハイ覇者を連破し優勝|第50回関東女子学生選手権

相馬選手がメンを決める
決勝で相馬が決めた一本目のメン
試合リポート
第50回関東女子学生選手権
2018年5月19日(土)
東京都・東京武道館

初の個人タイトルが関東大学女王!

5月19日、東京武道館において第50回の節目となった関東女子学生選手権大会が開催された。

決勝は昨年本大会3位で高校時代にインターハイ個人を制している竹中美帆(筑波大3年・島原高校出身)と、伏兵的存在の相馬紀香(日体大2年・阿蘇中央高校出身)の対戦となった。

まだ試合は序盤のうちに、相馬が目の覚めるようなメンに跳び込み先制する。

時間は充分に残っており、竹中も気を取り直して攻める。

しかし、しばらくして相馬が再び同じように見事なメンを決めた。

それまで溜めていたものが一気に噴き出したような爆発力を見せた相馬が頂点に立った。

優勝の相馬選手

優勝・相馬紀香(日体大2年)

阿蘇中央高校から日体大に進んだ相馬だが、県大会、九州大会などでも個人のタイトルはなく、初の個人タイトルが関東大学女王となった。

相馬は準決勝では同学年の小松加奈(明治大2年)と対戦し、ここも捨てきったメンを延長で決めて下した。

小松は竹中とまったく同じようにインターハイ個人優勝者であり、昨年この大会3位。

竹中、小松ともに2年続けて入賞したのはさすがであるが、その二人を連破しての優勝は価値あるものといえるだろう。

相馬選手・優勝インタビュー&準決勝以下詳細|第50回関東女子学生選手権

2018.05.23