■男子
8月24日、第48回全国中学校剣道大会は、団体戦のベスト16以上が実施され、男子は九州学院中(熊本)が決勝で潮田中(神奈川)を決勝で破り昨年に続いて優勝。
女子はともに初優勝を目指す淑徳巣鴨中(東京)と中村学園女子中(福岡)との決勝となり、淑徳巣鴨中が初優勝を飾った。
男子決勝は序盤戦から激しいポイントの取り合いとなる。潮田中の新妻がメンを先取するも九州学院中の高島がすぐにドウを決めて追いつき、そのまま引き分けとなった。
次鋒戦も一本ずつ取り合う展開から、次鋒福岡がドウを決めて九州学院が先行した。中堅戦はともに決まり技ないまま延長に入るが、九州学院の保田が再開から出ゴテを狙い打ちしリードを広げる。
すると副将戦では個人戦優勝の鮫島が、清水のメンをドウに返して一本を奪い、一気に勝負を決めた。
■女子
一緒に稽古をしている高校がインターハイ3連覇と頂点を極める中村学園中。岩城規彦監督が率いて決勝まで駒を進めてきた。
一方は今年高校がインターハイに初出場を果たした淑徳巣鴨中。ここまでチームを引っ張ってきた淑徳巣鴨中の先鋒木村、次鋒崔がここでも連勝を収め一気に王手をかけた。
とくに木村の二本勝ちが中村学園女子には重くのしかかる。中堅戦引き分けのあと中村学園女子は副将池田がメンを決めたが、二本目は奪えず一本勝ちにとどまる。
二本が必要な中村学園女子の松永だったが逆に淑徳巣鴨中の梅澤がひきメンを先制。この時点で淑徳巣鴨中が初優勝を決めた。